ペンタクルの6のカードには、
金貨を分け与えている人と、金貨をもらっている人、
そして、公平さをあらわす「天秤」が描かれています。
「ペンタクルの6」のカードが、
恋愛や仕事について出た場合における
そのカードの意味とは?
今回は、ペンタクルの6のカードの意味をご紹介します。
ペンタクル6とは?
全体的にみて、ペンタクルのカードは財産や、
金銭に関連する意味合いが強いとされています。
しかし、
必ずしも金銭的なものだけではなく、
精神的な財産の授受にも関連してくるのが、
ペンタクルのカードの面白いところです。
その中でもペンタクルの6番のカードは、
分け与える人と、受け取る人がいます。
ペンタクル6が正位置の場合の恋愛は?
恋愛問題について、
ペンタクルの6のカードが正位置で出たのなら、
”恋愛に関連するいわゆる
ギブ&テイクの関係が、
非常にうまくいっている”
ということを指し示しています。
そもそも、愛というのは
対価のないものだと思われがちですが、
現実にはそうではありません。
どんな恋愛関係でも、
長く持続するものは、お互いに尽くし、
お互いに利益を得あいながら継続しています。
片方が尽くすだけで、
もう片方が受け取る一方であるのなら、
ペンタクルの6に描かれる
「天秤」は傾いてしまうのです。
ですから、恋愛問題において、
ペンタクルの6が正位置で出たなら、
その関係はバランスがとれている。
持続していく可能性も高い。
ペンタクル6が逆位置の場合の恋愛は?
反対に、これが逆位置で出ているような場合には、
”二人の利害関係のバランスが崩れており、
片方がもう片方に尽くす一方で、
実入りのない関係が続いている”
ということを指し示しています。
このような状態では遠からず、
恋愛関係にも決定的なヒビが入ってくることが、
予想されますね。
さて、それでは、
このカードが仕事の問題のときに出てきたなら、
それはどのような意味があるでしょうか?
ペンタクル6の正位置の場合の仕事は?
仕事の場合でも、キーワードは公平性、
ギブ&テイクであることに変わりはありません。
労働量と収入が合致しており、
満足感を得られる状態であったり、
あるいは、職場環境における人間関係が
スムーズにいっている状態が正位置です。
ペンタクル6の逆位置の場合の仕事は?
反対に逆位置では、
恋愛のケースと同じく、
・労働が多いのに収入が少ない
・満足感を得られない現状
・手助けをしてくれる人がいない
といったようなことが示されているのです。